電気圧力鍋を買ったものの、最初の数回でつまずいて、気づけば棚の奥にしまい込んでしまった。そんな話を、共働きの友人からもよく聞きます。買っただけで安心して、実際に使う段階まで進まないことはよくあります。思い切って買ったことすら、忙しい日々の中では忘れられていくのですよね。

そしてせっかく「時短のために」と思って導入したのに、逆に手間取ってしまうのはもったいないですよね。この記事では、電気圧力鍋を使いこなすための基本的なコツと、よくある失敗のパターンをまとめました。

最初につまずきやすい3つのポイント

① 水分量を減らしすぎる

普通の鍋やフライパンの感覚で作ると、電気圧力鍋は密閉されているぶん水分が蒸発しにくく、レシピ通りの水分量だと仕上がりが水っぽくなりがちです。慣れないうちは、まずレシピ通りの分量で1回作ってみて、そこから自分の好みに合わせて微調整していくのがおすすめです。

② 「予熱・加圧時間」を待ちきれずに開けてしまう

電気圧力鍋は、設定した調理時間のほかに、圧力がかかるまでの予熱時間、そして圧力を抜くための減圧時間がかかります。ボタンを押してすぐ料理が出来上がるわけではないので、「思ったより時間がかかる」と感じる人が多いポイントです。時間に余裕を持って、加熱を開始するタイミングを工夫すると、平日でもストレスが減ります。

③ 具材を入れすぎる

圧力鍋には「最大容量線(MAX表示)」があり、これを超えて具材や水を入れると、安全装置が作動して正しく調理できなかったり、故障の原因になったりします。作り置きをしようとして張り切って具材を詰め込みすぎるのは、実はよくある失敗です。

平日でも失敗しないための使い方のコツ

前日の夜、または朝のうちに下ごしらえだけ済ませておく

平日の帰宅後にゼロから食材を切るのは負担が大きいので、休日や朝の時間に食材をカットして保存しておき、帰宅後は鍋に入れてスイッチを押すだけの状態にしておくと、圧力鍋の「時短」効果を実感しやすくなります。

「予約調理」機能があるなら、出かける前にセットしておく

朝、出かける前に材料と調味料を入れておき、帰宅時間に合わせて炊き上がるように予約しておけば、帰宅後すぐに温かい状態で食卓に出せます。この使い方ができるかどうかは、機種を選ぶ段階で確認しておきたいポイントです。

最初の1ヶ月は「得意料理」を1〜2品決めて繰り返す

いろいろなレシピに挑戦しすぎると、失敗した経験ばかりが記憶に残ってしまいます。まずはカレー、肉じゃが、豚の角煮など、圧力鍋が得意とする煮込み料理を1〜2品決めて、慣れるまで繰り返し作ってみるのがおすすめです。慣れてきたら、少しずつレパートリーを広げていきましょう。

それでも「面倒」と感じたら

ここまでコツを紹介しましたが、それでも「やっぱり手間に感じる」という場合は、無理に使い続ける必要はありません。普段からそれほど台所に立つことがない家庭だと、がんばって時短を目指して家電を購入しても、結局使わない可能性が高くなります。材料を買って、切るという工程は必要になるので、購入する前によく考えて検討してください。

家庭によって合う・合わないがあるのは当然のことです。次の記事では、電気圧力鍋のデメリットについても正直にまとめているので、購入を迷っている方はあわせて読んでみてください。